• 森林整備によって、副次的に生み出される山の恵みをおすそ分け

    『木とつきあう智恵』エルヴィン・トーマ著

    著者はオーストリアの山村で生まれ、営林署で働くようになった。 本書は世界中で賛否両論の大反響を得た、いわゆる新月伐採を世に広めたものである。 大工の祖父から聞いた昔からの言い伝えで、正常に成長した木、 …

    続きを読む


    『民家造』 安藤邦廣

    -素材を活かす技、暮らしを映すかたち- 民家とはなにか? 本作の定義では、民家は地域の暮らしの器として、地域の素材と技術を用いて、地域の風土に適応して作られた家である。地域に適応し、人それぞれ多種多様 …

    続きを読む


    本日の一冊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

    本日の一冊『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 著者はハーバード白熱教室で有名な哲学者マイケル・サンデル。 能力主義の欺瞞を知らしめた一冊である。 能力主義とは、自分が獲得した能力は自分の努力と才能 …

    続きを読む


    本日の1冊は石牟礼道子「苦海浄土」

    本日の1冊は石牟礼道子「苦海浄土」。 この本は詩人でありシュフ(主婦)の石牟礼道子が、水俣病で死にゆく漁師たちに対するシステムの暴力性を描いた小説である。 なぜこの本を取り上げたのか?それは先日、社会 …

    続きを読む


    あなたは幻想の中で資本に自発的に従属している

    資本主義システムが搾取しているものは自然環境と労働力である。 環境破壊と労働の長時間化によって失われたものは、人間としての豊かな生活だ。 そして得たものは経済成長。 いまだに皆が信じているが、経済成長 …

    続きを読む


    本日の一冊|我慢の欺瞞

    安冨歩の『生きるための経済学』を読んで、自分の幼少期が、水に入れたドライアイスの煙のように、モクモクと不気味に脳内から耳や鼻や目の隙間を通ってもれ出てきた。 小学校の頃、教育ママに育てられ、なぜか運動 …

    続きを読む


    堤防崩壊における洪水被害について

    なぜ、台風19号による大雨によって堤防が破壊されるような甚大な被害が生じたのか? 堤防の強度が弱かったため、温暖化によって想定外の雨量が降ったため、ダムが緊急放流したため、など様々な考えがあると思うが …

    続きを読む


    本日のアウトサイダー文学

    本日のアウトサイダー文学はルイ=フェルディナン・セリーヌの『なしくずしの死』である。 以前、セリーヌの処女作を取り上げたのだが、今回は次作である。 なぜ、またセリーヌなのか?こんなに薄汚れて、知る人も …

    続きを読む


    本日のアウトサイダー文学

    アウトサイダー文学として、外せない作家であるウィリアム・バロウズ。   代表作『裸のランチ』は、作家が書いた文章をバラバラに切り裂き、やたらめったら貼り付けただけのものである。   その手法はカットア …

    続きを読む


    本日の一冊

    『ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学』 森山徹 著                     著 …

    続きを読む


    本日の一冊

     『樹木たちの知られざる生活』ペーター/ヴォールレーベン                     & …

    続きを読む


    速水亨『日本林業を立て直す』

    本日は、速水亨著の『日本林業を立て直す』を紹介します。                     & …

    続きを読む