山で生きるための住居について前に書いたが、もし定住が可能ならばログハウスも選択肢に入るかもしれない。
植林木を間伐して間引いた材木を使って、ログハウスを作るのである。
間伐後の植林地も生命力を増し、住居も出来て、一石二鳥だ。
自然に還るものだけを使って、住居を作るのである。
例えば、基礎は石を使い、屋根にはかやを使う、防腐剤や接着剤も極力使わない。
その様なことを言うと、家がすぐダメになると言われるが、そもそもなぜ家をそんなに長く持つ様に作らないといけないのか?大きな疑問である。
60年保証とか、大手ハウスメーカーが競う様に打ち出しているが、60年経てば新築時に赤ちゃんだった子供がおじいちゃんである。そんな人生をこれからの時代の人が選ぶだろうか?
わざわざ必要のない、環境負荷の高いものを買わなくていいだろう。
家なんか腐って住めなくなったらまた、木を切って立てればいいじゃないか。
木を切ったら、木を植えればいいのである。