• 森林整備によって、副次的に生み出される山の恵みをおすそ分け
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    山で仕事をしていると(特に除伐作業中)、ごく稀に、とても爽やかなえもいわれぬ凛とした香りが漂ってくることがある。

    その匂いを嗅ぐと、「アッ!クロモジ を伐ったな」とすぐに気がつくほど強烈な匂いである

    そのえもいわれぬ香りをなんとか日常的に嗅ぐことができないかと、試行錯誤してみたので、みなさんにシェアします。

    まず、試してみたことは挿し芽でクロモジ を増やすこと(→挿し芽の記事ははこちら)。

    クロモジの植生は、半日陰で標高が高い所など好みがわがままである。(標高700M~1000M付近)しかし、生育環境が合致する場所だとそこら中で生えている。

    半日陰が好きなので主に高木の下に生息しているのだが、我が家の庭はクロモジ の生育に適さなかったようだ。

    次に試したことは、クロモジ の枝を常に持ち歩くこと。匂いを嗅ぎたくなったら枝をポキポキ折って匂っていた。クロモジ は枝を折った瞬間が一番香りが強く、その後、徐々に弱くなっていく。この方法の難点は折ることが意外と手間であることと、自己満足であること、隣にいる人までいい香りが漂ってくることはない。いい匂いに違いはないが、山での感動よりは薄い。

    もっと手軽に、あたり一面の空気が一瞬にして清浄したような感動を得るために次に試したのが、水蒸気蒸留である。

    以下、動画で配信します。