• 森林整備によって、副次的に生み出される山の恵みをおすそ分け

    先日の記事ChatGPTに聞いてみた「林業の6次産業化とChatGPTの連携について」林業会社社長が考えてみた。まず、AIの回答で驚いたことはそのスピードである。人間がブログを書くよりも速いことは間違いない。内容に関しては当たり障りのない優等生的な回答であったが、もっと大きな時代の変化が訪れるのではないか?という感触があったので、もう少し調べてみることにする。

    6次産業化で重要なポイントは未利用材をいかに利用し付加価値を付けるかである。例えば板や柱に使うヒノキの原木だと市場での価格は20000円/㎥である。これは分かりやすく言うと、直径20cm、長さ4mの丸太で3200円という価格である。杉だとこれの2/3の価格である。しかもこれは、伐採した木の中で真っ直ぐで素性の良い部分だけの価格である。原木市場で取引される丸太には制約がたくさんあり、それ以外の曲がり部分や枝の部分など使えない部分は結局、山の肥やしとして腐っていくのである。林業白書によると、使われることなく林地に残され腐っていく木材の割合は70%以上である。製材所や建築現場で出る端材と比べても圧倒的な割合だ。

    そこを解決しなければ、林業の6次産業化は難しいのだが、テクノロジーの進化により可能性のあるサービスを開発した会社を見つけたので紹介させてもらう。

    要は、今まで山で腐っていた未利用材をクラウド上で直接、消費者に届けることができるサービスである。また、このサービスがどのようにChatGPTが連携するのか?

    これは、プロでなくても誰でも自分のイメージした木製品をChatGPTを介して注文でき、その原材料が山林の未利用材につながっているということである。これは革命だ。まさに小売業や印刷業で起きたことが今、林業、製材、建築業界で起ころうとしている!!!ChatGPT自己肯定感低すぎ、、、



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