本日は20代のうちに読書したほうがいい、アウトサイダー文学を紹介します。
そもそも読書しない若者が増えているが、読書はしたほうがいい。
また、現代のものより、質の問題を考えるとやはり古典がいいだろう。
ルイ=フェルディナン・セリーヌの『世の果ての旅』
アウトサイダーとは社会からはみ出してしまった人、自らの意思ではみ出した人のことで、
そのような人が書いた文学である。
社会の外の人なので相当な変人なのだが、外側からだからこそ真実を書くことができるのである。
この本には人生の全ての感情が描かれている。
私は二十歳の時にこの本を読んでから、敗残の美学に取り憑かれている。
読んでない人は、30代でも、40代でもまだ間に合うので、一刻も早く読んだほうがいい。
この本を読んで琴線に触れるものがなければ、あなたは旅人ではない。
当キャンプ場にきても、泊まる場所はないでしょう。