山で生きるには、水が重要だ。
山梨にはミネラルウォーターを取水する会社がたくさんある。
名前を挙げればきりがないが代表的な大手企業は、コカコーラ、サントリーであり、昔からおいしい水が湧く場所である。
前から話題にはなっていたが、本日の山梨日日新聞に、県がミネラルウォーター税の導入を検討すると記事になった。
そもそも地下水脈は分かっていないことが多く、無尽蔵に水を取ると将来、枯渇する危険性があるので、今のうちに税金をかけて財源にしようという考えだろう。
問題はこの財源を何に使うのか?ということだ。
財源が増えれば、誰もが欲しいというのが人情だろう。
しかし、筋道を考えるとやはり将来にわたり、おいしい水を蓄えることができる環境を整えることに使われるべきである。
それは、森林整備において他になく、恒久的にシステムが機能するには植林地を天然林化して自然の力に任せるのが一番である。
今、分かっていることは、樹木の根が健全に張ることによって、土砂、水を保持し長い月日をかけて雨水がろ過されおいしい水が出来上がることである。
自分には関係ないことだと思うかもしれないが、この水はペットボトルに封入され全国のコンビニで売っているではないか。
木は水がないと生きていけないが、木がないとまた水も生きていけないと言えるだろう