• 森林整備によって、副次的に生み出される山の恵みをおすそ分け

    ベーシックインカムとカーボンオフセットと言われると、

    聞いたことはあるが、詳しくは分からないという人が多いいのではないだろうか?

     

    簡単にいうとベーシックインカムは全国民に均等に政府が金を払うというもの。

    一方、カーボンオフセットとは、生活によって排出される二酸化炭素を森林二酸化炭素吸収機能や省エネ化によって相殺し削減するものである。

     

    ベーシックインカムはまだ検証段階だが、カーボンオフセットはすでに始まっている。

    しかし、色々な記事でも書いているのだが、森林では二酸化炭素は吸収しきれません。

    林野庁が頑張れば頑張るほど、逆に排出が増えるばかりです。こちらの記事を参照→

    そして、林野庁の役人が頑張って働くためのストレス発散が、また二酸化炭素を排出する。

     

    現代人は環境を消費し尽くすために、時間を使い労働しているだけである。

     

    消費したくない人もいるはずなのに、そういう社会システムなので仕方なく消費している人も多くいるのではないだろうか?

     

    ベーシックインカムについて、何も生み出さない人に金をあげることは、意味がないと、働かざるもの食うべからずみたいな考えで反発する人もいるだろうが、現代は働けば働くほど環境を消費しているのである。

     

    しかし、消費しない人は、二酸化炭素を排出しないので、環境を守っているのである。

    そこで、ベーシックインカム同様に全国民に二酸化炭素排出権を付与するのである。

    そうすれば、電気もガスも使わずに排出権が余った人は、排出し過ぎの人に売ればベーシックインカムになるのである。

    排出の基準を、国際社会で批准された削減目標に従って設ければいいのである。(削減目標が有効かどうかは別の話)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ベーシックインカムとカーボンオフセットの問題が一挙に解決できるではないか。